チャートの底で買い天井で売る投資方法(後編)

2017/09/28

ネタ

t f B! P L
チャートの底で買い天井で売る投資方法。
非常にバカバカしいので、
今回は天才キレたKが真剣に本気で記述する。

note利用し有償記事とするか迷ったが
「優れたるものほど無償で提供されるべきである」理念に基づき
キレたK.comにて通常記事としてあげるものである。

まあその辺は、キレたKの気分次第だ。

「私はこの投資方法で利益をあげました」
「私は十分儲けましたので、その方法をみなさんに格安にてご提供致します」

みたいな、カスのような情報商材よりはまともなことを述べるつもりだ。

まずはじめに、残念なお知らせ。

「チャートの底で買い天井で売る投資方法」など、ない。

「知ってた」という答えが返ってきそうだが
正確には1つだけ、ある。

内部情報を用いた取引。
インサイダー取引だ。
仮想通貨におけるそれは違法ではない。

冒頭チャートのリップル高騰は
リップル公式ツイッターの
買い煽りカウントダウン期待によるものである。
この内部情報を事前に知っていれば
発表前にリップルを買い
発表後高騰したタイミングで売り
大儲けすることが可能である。

が、当然キレたKはリップル社の内部情報など知らない。
では、いったい何を考えてリップルを買ったのか
についての説明となる。

ここまで読んで

やっぱり底で買って天井で売るなんて
虚言、妄言、夢物語の理想論。で思考が止まるなら、三流。
上記文中に投資の本質を見出せたなら、二流。
一流は、今時点でキレたKがこれから言わんとすることが分かっている。

リップル買い要因

上記リップル高騰前のチャートとなる。
これを見て大体[Jul 12]から

左側「大都市東京渋谷ハチ公前広場」
右側「地方の所々シャッターが降ろされ閑散とした商店街」


である。「お前は何を言っているんだ」
と思うかもしれないが、
このチャートを見て例は違えど
同様の印象を受ける感性があるとよい。

要するに「人が多い、少ない」を感じ取る感性である。

出来高・ボリンジャーバンド幅の大⇒小、MACD・値幅の振れ
にも表れている。論理的にも理解可能。

リップルは大いに期待され盛り上がったが盛者必衰。
5月時点で未来につけるべき期待値を先取りしすぎた調整ともいえる。
多くの人間が失望、放置、または徐々に打ち捨てる状況である。

■人が少ないチャート形
■多くの過剰な失望
■送金手段として有望で未来がある
■「麦わら帽子は冬に買え」という相場格言
■なにより強く「リップルを買おう!」とさせてくれる材料・ニュース・要因がなく、とても静かだ

未来があるにも関わらず多くから見放され静かになったこの世界を、買った。
この世界がチャートのみで構成されているのであれば
買うべき形といえよう。

弱きに資するが投資家の責務。
ノブレスオブリージュである。


ただし当然だが、

将来リップルが同様のチャート形になっても
買いとは限らない。

世界は1つの要因のみで構成されているわけではない。
世界は単純にはできていない。
世界はあまたの要因が複合的に絡み合い構成されている。
世界は、複雑にできている。

これはこの時、この瞬間で描かれる絵である。
この世界の全てを含めて考えると、人生に全く同じ瞬間などないように
相場というのも全く同じ瞬間など、ない。

同じ行動で同じ結果が得られるルーチンワークとは対極の世界。
その瞬間で最適な動きをする必要がある、という点でスポーツに近い。が、
投資家はマイナス報酬もあり、より過酷な成果主義といえる。
漁師が近いか。あれは魚を釣ることが成果であり正義であろう。よく知らぬが。
まあいい。

額に汗せず大金をかっぱいでいる?バチが当たればいい?
ごたくはいい。やってみればいい。
やれば、その批判がいかに見当はずれなものであるかと、その過酷さが理解できる。
これほど協調性が足を引っ張り
個人のスタンドプレーが光る場所はあるまい。

話がそれたな。とにかく

その瞬間に最適な理論(チャート形・ニュース・相場格言・大衆心理など)を選定し
優先順位をつけ総合的に判断し決断を下し、リップルを買った。


表現に最適な画材と手法を選定しターゲットに優先順位をつけ総合的に世界観をとらえ
絵を描くのと同じだ。

暴騰すると予想して買ったわけではない。
「この時点で複数要因から極めて安く、値上がりする可能性が高い」
から買った。
どのような形で値上がりするのか、
暴騰か、緩やかな上昇か、などわからなくていい。
わかるに越したことはないが必要はない。
この時点で描いた予測というのはつまり
安く買った。故に、形はどうあれ値はあがる。というものだ。

集中すべきは
適切なタイミングで安く買う事
この1点である。
強く多く踏み込めればなおよし。
ただし、高いか安いかを正しく判断する能力がないと、氏ぬ。

ドルコスト平均法、ナンピン。
高いか安いかを正しく判断できれば不要。
真に必要なスキルなきものが相場に支払うコストだな。

リップル売り要因

リップル買い直後
ツイッター公式アカウントで買い煽り3カウントダウン開始。
期待から暴騰する。

GIF動画がプチ凝っているのと、買いを煽るようなカウントダウン。
ある種の胡散臭さを感じ取り
「発表は大した内容ではない」とあたりをつける。
であれば暴落は避けられない。

まぁ発表内容がすごくとも
買いタイミングが正しく、期待暴騰含み益という事実を考慮。
「期待暴騰>>>発表内容」と判断。
直近で売ることは確定。

新情報から予測は常に修正され続ける。
ではどのタイミングで売るのか。

内容に期待して発表までホールド、人が多いと予測。
カウント1で売る、これもそこそこ多い。
カウント2で売る、これが一番意味不明で少数。
カウント3は早すぎる。

カウント2の段階でチャートを観察。
ここが天井か、もう一段あがるか、といったところ。
高値と判断し、売った。

リップル公式3カウントダウンが
売り判断の指標となり天井がわかりやすかった。

相場格言も判断材料の1つだ。
「噂で買って事実で売れ」
ただ、今の時代、噂で買うのも、事実発表で売るのも遅い場合が多い。
よって、噂より前に買って、事実より前に売った。

時代は加速している、考慮に入れて相場格言の解釈も変更を加える。
同じ戦略がいつまでも通用する世界ではない。

これで何を考えてリップルを買って売ったのか

説明は終わりだ。

「チャートの底で買い天井で売る投資方法」
というものは存在しないが
「高い」「安い」を適切に判断する能力を
論理・感性の面で徹底的に突き詰めれば

結果としてそうなる。

故に、優れた投資家に必要なのは
高い、安いを正しく判断する能力ただ1つ
という事になる。

念のため述べるが

この記事を読んだからと言って
「チャートの底で買い天井で売る投資方法」が実践できるわけではない。

例えるなら、アインシュタインの書いたブログ記事を
2、3読んだだけでは
彼と同等の天才物理学者になれないのと同じだ。

相場の未来を高い精度で予測するには
論理的であること、頭がいいことは前提条件となる。
論理的で頭のいい人間になるには
本を読み、情報を集めればいい。

投資の本質とは情報を知り正しく優先順位をつけ最適な形で使用できるか否か。
株式でインサイダー取引が禁止されている事からもわかるだろう。
各個人の能力はそう大きくは変わらない。
勝敗を分かつ差は、情報でしかありえない。

それに加えて感性と経験を小さな事実として
1つずつ積み上げていく必要がある。

本記事に参考となる部分があれば
少しは積みあがったかもしれない。
そのわずかずつ積み上がった高さが
より遠くの景色、未来の絵を見せてくれるのだ。

注意点として

高みに立ち、未来を見据えるとき
自分の足元に積みあがったモノが何であるのか。
注視してはいけない。


その正体に気づいた時
アナタが正気を保っていられる保証など、どこにもないのだから。

あとがき


※貝木泥舟氏

火「ウソつけ詐欺師がッ!!この記事もどうせ全部ウソなんだろッ!!」

貝「誰が本当のことを書くといった?オレは真剣に本気で記述するといったんだ」

火「クッ!!」

月「火憐ちゃん」

火「なに、月火ちゃん」

月「モナこの前てじまって1MONAもないよ」
火・月「……」

貝「……」
今回の件からお前が得るべき教訓は、
嘘を嘘と見抜けなければ
際限なく搾取される、ということだ。

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機械メーカー総合職正社員10年勤務後退職。 エクセルVBAプログラム歴 5年。 LibreOffice(無料)でVBAマクロ検証。
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