LibreOffice-VBA-オートフィルタのあいまい検索-ワイルドカード

2019/11/15

プログラム

t f B! P L
LibreOfficeでVBAマクロ実行。今回は
ワイルドカード「*」を使ったオートフィルタのあいまい検索マクロ
を示す。

■LibreOffice-VBA-オートフィルタのあいまい検索マクロ

Option VBASupport 1

Sub sample09()
    Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="=*カバー*" 'ω'「カバー」を含む、部分一致
    Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="<>*カバー*" 'ω'「カバー」を含まない、部分不一致

    Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="=樹脂カバー*" 'ω'「樹脂カバー」前方一致
    Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="=*カバーA" 'ω'「カバーA」後方一致
    Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="樹脂カバーA" 'ω'「樹脂カバーA」完全一致
End Sub
※まとめて書いたが、使う行以外は削除して実行する。
※アクティブシートの6列目(F列)に対して条件抽出する。

■マクロ実行対象

「部品データ_191108.ods」の「Sheet1」。

■マクロ実行結果

■「Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="=*カバー*" 'ω'「カバー」を含む、部分一致

■「Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="<>*カバー*" 'ω'「カバー」を含まない、部分不一致

■「Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="=樹脂カバー*" 'ω'「樹脂カバー」前方一致

■「Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="=*カバーA" 'ω'「カバーA」後方一致

■「Cells(1, 1).AutoFilter Field:=6, Criteria1:="樹脂カバーA" 'ω'「樹脂カバーA」完全一致
【補足】完全一致って、要はフツーのオートフィルタ。

■補足-エクセルVBA-オートフィルタのあいまい検索マクロ

エクセルVBAの場合「Option VBASupport 1」を削除する。
他は同じ。

■あとがき

最近オートフィルタの記事ばっかりだな。
オートフィルタはデータ抽出のキモってことですわ。

まあ、本質を掴めばプログラム言語は別になんでもよくて、
大事なのはビジョン。
つくりたいモノ、やりたいコトを
実現させるのに適した言語を選ぶこと。

私の場合は「事務作業時間を圧縮しよう」ってことで
エクセルVBAが最適だったと。

プログラムの本質だけ語るよりは
動くモノを例示した方が説得力があると思う。

プログラム記事の信頼性評価はシンプルで
「正しければ動く、誤りなら動かない」
その真偽も情報を受け取る側で確認可能。

正しい情報発信をしているか否か、
わかりやすいのがよい点だよね。

■過去記事-オートフィルタ

LibreOffice-VBA-オートフィルタで抽出した行以外を削除するマクロ

LibreOffice-VBA-別モジュールのSubプロシージャ呼び出し方法

LibreOffice-VBA-オートフィルタ-複数条件で抽出するマクロ

LibreOffice-VBA-オートフィルタ-以上-以下などの条件抽出マクロ

LibreOffice-VBA-オートフィルタのあいまい検索-ワイルドカード
※この記事。

以上。

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自己紹介

機械メーカー総合職正社員10年勤務後退職。 エクセルVBAプログラム歴 5年。 LibreOffice(無料)でVBAマクロ検証。
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