LibreOffice-VBA-Sheet表示倍率指定⇒ファイル名変更保存

2019/11/04

プログラム

t f B! P L
LibreOfficeでVBAマクロ実行。
今回はSheet表示倍率を85%指定
⇒ファイル名を変更して保存するVBAマクロを示す。

■条件
「祝日」という名前のSheetがあるエクセルファイル(xlsx)を
ひらいている状態で実行する。

■Sheet表示倍率指定⇒ファイル名変更保存するVBAマクロ

Option VBASupport 1
Sub sample04() 'ω'アクティブシート倍率85%、ファイルバックアップ保存

Worksheets("祝日").Activate
ActiveWindow.Zoom = 85
ActiveWorkbook.SaveAs "D:\kiretak_bu.xlsx", FileFormat:=xlOpenXMLWorkbook
ActiveWorkbook.SaveAs "D:\kiretak.xlsx", FileFormat:=xlOpenXMLWorkbook

End Sub

■マクロ実行結果

マクロ実行前、「祝日」シートの表示倍率100%

マクロ実行後、「祝日」シートの表示倍率85%に変更となる。
表示できる行、列数が増える。
表示倍率はLibreOfficeの「表示」⇒「ズーム」⇒「ズーム」で任意の値に変更可能。

また、Dドライブに
「kiretak_bu.xlsx」
「kiretak.xlsx」
の2ファイル(内容は同じ)が保存される。

■(補足)生産管理視点の解説

Sheet名「祝日」は自社の休日を考慮して
適切なサプライヤ納期を算出するのに使用。

シート倍率85%変更は
単純にマクロ処理終了後のSheetを見やすくするため。

Dドライブに保存した内容同じ2ファイル
「kiretak_bu.xlsx」「kiretak.xlsx」は
誤ってデータ削除した場合にそなえたバックアップと
実使用ファイルとなる。

データ量が多く(130Mb、47万行、67列程度)
誤って削除した場合
再処理に時間がかかる(10分程度)ためバックアップ。

■あとがき

プログラムコードの要素単体(CellsやRangeなど)は
ググれば解説でてくるので、
本ブログでは私が生産管理で実使用した形の
マクロに特化して紹介する。

【過去記事】
LibreOfficeでエクセルVBAマクロを実行する方法
※実際にマクロを動かす準備。

LibreOfficeマクロ-日付が名前に含まれるxlsxファイルをひらく
※xlsxファイルをひらく。

LibreOffice-VBA-Sheet表示倍率指定⇒ファイル名変更保存
※この記事。xlsxファイルを保存する。

【全体の流れ】
「ファイルをひらく」と「ファイルを保存」が
プログラム処理の【開始】と【終了】になる。

「頭と尻尾」をおさえたので、中身スカスカでもとりあえず動く。

今後は中身のブラックボックスを示していく。
その中から、あるいはググって、
各人の定型作業に合わせて必要な処理を記述すれば、
作業を自動化できる。
以上。

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自己紹介

機械メーカー総合職正社員10年勤務後退職。 エクセルVBAプログラム歴 5年。 LibreOffice(無料)でVBAマクロ検証。
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